４選手がメダリスト
'04 04月27日
荒天で９ホールに短縮
ゴルフの「神奈川アマ2004」は4月27日、横浜市保土ヶ谷区の横浜カントリークラブ西コース（6785yd、パー72）に167選手が参加して男子第9予選を行った。
強風と降雨で18ホールストロークプレーを9ホールに短縮して争われ、インスタートでは41ストロークで並んだ花山錫吉（川崎）、安永哮一郎（川崎）、上岡慶一（横浜）の3選手がそれぞれメダリストに。アウトスタートは39ストロークの小宮利男選手（横浜）がメダリストに輝いた。
5月21日に戸塚カントリー倶楽部東コースで行われる準決勝への出場権は、インスタートからは、47ストロークまでの上位27選手が、アウトスタートからは46ストロークまでの上位29選手（それぞれメダリストを除く）が獲得した。
（木村 教彦、写真も）
強い風と雨を克服
〇…強風と降雨の悪条件を、それぞれのゴルフで乗りきった4選手がメダリストに輝いた。
2回目のメダリストとなった小宮選手(52)は「風よりもグリーンが速くて困ったが、落ち着いてプレーできたのがよかったかな」と貫録のプレー。2番（パー
4）では強風の合間をついて2打目をカラーに乗せるなど、安定感が光った。
「雨が降るのも、風が吹くのもゴルフのだいご味」と振り返ったのは、上岡選(21)。安永選手(56)は「とにかく慎重に、全ホール2パットは覚惜して回った」と、悪条件にも自分を見失わずピンに寄せていくゴルフでスコアを保った。
花山選手(38)は、強風がピークとなった14番（パー3）でバーディー。芝がぬれてバックスピンのかかりづらい状況で、１打目をピン奥2㍍につけた。「自然には勝てない、その中で自分にできるプレーをしたのがよかったのかな」と笑顔を見せた。