師弟仲良くメダリスト

神奈川大

嶋谷選手と鈴木選手

　21日、清川村の清川カントリークラブ（6616yd、パー72）で男子第6予選を行い、参加168選手が18ホールストロークプレーで競った。　朝の曇天も昼すぎには晴天になり、微風の好コンディション。2選手が1アンダーの71ストロークをマークするハイレベルな争いとなった。メダリストに輝いたのは神奈川大ゴルフ部監督の嶋谷誠司選手（平塚）と、同大ゴルフ部員の鈴木敬嗣選手（厚木）。嶋谷選手は3バーディー、2ボギーと安定したゴルフ、鈴木選手は1イーグル、3バーディー、4ボギーと出入りが激しいゴルフで、ともに初の栄冠をつかんだ。鈴木選手は16番（パー3）でホールインワンを達成した。　
5月26日に本厚木カンツリークラブで行われる準決勝への出場権は、メダリストを除く84ストロークまでの上位58選手が獲得した。　
（西山　佳宏）

喜び分かち合う　　鈴木選手エースも

○…師弟そろってのメダリストとなった嶋谷誠司選手（46）と鈴木敬嗣選手（21）。鈴木選手は初のホールインワンというおまけつきで、二人は相好を崩して喜びを分かち合った。

嶋谷選手はこのコースは初めてだったが、実は、教え子の鈴木選手からコースの特徴をメモで教えてもらっていた。２人での栄冠に「こんなこともあるんだね」と表情は緩みっばなしだった。　
鈴木選手は16番（170yd）でホールインワンを達成し、監督とともに初のメダリストにもなってやはり感激もひとしお。6番アイアンでフェードぎみに打った打球はピン手前に落ち、「入ったとは思わなくて奥を捜しても見つからず、まさかと思ってカップの中を見たらあった」とその場面を気持ちよさそうに振り返った。
ドライバーが不調ながらショートアイアンとパターでスコアをまとめた鈴木選手は「決勝では全力でプレーしたい」。嶋谷選手も「負けるわけにはいかない」と再戦を楽しみにしている様子だった。

男子の部第６予選会　清川カントリークラブ
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