メダリストに柳沢選手

悪天候に悪戦苦闘　　59選手が準決勝進出

  「神奈川アマ2OO3」は8日、横浜市の横浜カントリークラブ西コ－ス（6705yd、パー72）で男子第3予選を行ない、164選手が出場して18ホールストロークプレーで熱戦を展開した。
　強風に加えて午後2時すぎから南が強くなり、各選手はスコアメークに苦労した。メダリストに輝いたのは柳沢信吾選手（横浜）。天候が大きく崩れる前の第1組スタートも幸いし、2バーディー、5ボギー、1ダブルボギーと苦しみながらもスコアをまとめてトータル77ストロークで栄冠をつかんだ。　　
5月20日に戸塚カントリー倶楽部西コースで行われる準決勝への出場権は、92ストロークまでのメダリストを除く上位59選手が獲得した。　（西山　佳宏、写真も）

勝因は「我慢」柳沢選手

○……強風と雨で有力選手が次々とスコアを落としていく中、我慢のゴルフを展開した柳沢信吾選手(38)がメダリストに輝いた。「自分が難しい時は、他の選手も難しいんだ」と気持ちを奮い立たせてのプレーが勝因だった。
　最初のl番（パー4）で、ティーショットが左に行きダブルボギー。続く2番でもボギーをたたいて立ちトがりは不調だった。だが、その後持ち直して前半3オーバーの39で踏みとどまった。
　後半は、12番と13番のミドルホールで連続バーディーを奪ったのが効いた。爵後の3ホールは、突風に泣かされて連続ボギーとしたが、2位とは1打差で逃げ切った。
　安定したドライバーで大崩れを免れたという柳沢選手は「（ボールを）しんでとらえる練習を重ねて、決勝でも頑張りたい」と前向きだった。

男子の部第３予選会　横浜C.C.
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